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2016年11月11日

2016.11.11

お客様の声13

当社は静音・低消費電力かつコンパクト設計のエアーポンプを主に扱っている会社です。


エアーポンプとは空気を圧縮して器外に押し出すポンプで、真空を得る目的のものを真空ポンプ、圧縮空気を得るものを空気圧縮機(エアーコンプレッサー)といい、当社はどちらも取り扱っております。


さらにそれ以外も、浄化槽・燃料電池用ブロワ製造なども取り扱っております。


製品の量産に伴い、今までと比べて製品単体当たりのコストや時間を削る必要がでてきたことで、その製造工程の根本から見直そうとなったことがプラスチック金型メーカーである、株式会社名神精工様との出会いのきっかけです。


今まで私たちはプラスチック金型について、コールドランナー方式というものを採用しておりました。


しかしながら、知り合いの詳しいものに聞いたところ、そのコールドランナー方式では材料費や時間のロスが大きいという事を教えられ、その者が現在提携しているプラスチック金型メーカーさんを紹介していただくことになったのです。


それがこのたびからお世話になる株式会社名神精工様です。


こちらからの相談にも親身になって応答していただき、私たちが抱えている課題解決は、量産金型にホットランナーシステムを導入するのがベストだろうというご意見をいただきました。


これまで使用してきたコールドランナー方式の金型に比べて、生産リードタイム、コストの両方の課題を解決できるとのお話でしたのでぜひとも、その導入を進める形でお願いしました。


そして結果的にコールドランナー方式からホットランナー方式へ金型仕様を変更したことで、成形サイクルをかなりのパーセンテージ短縮することに成功したのです。
しかも製品一個一個にかかる廃材コストなども大幅に節約できるとのことでした。


コールドランナーに比べ初期導入費が膨らみましたが、当社では量産する量自体が数100万~1,000万個を超える生産量であったため、廃棄する樹脂量の膨大さを予想すると、導入費も充分にペイできるものでした。


事前にもコストシミュレーションを行って頂き、ホットランナーの導入費以上に廃材コストを節約できる分が大きくなることを試算し、結果としてトータルのコストを抑えることに成功しました。


いま、より良い地球環境が叫ばれるなか各家庭の排水処理、また人々の健康志向にお応えする数々の商品に私たちのエアーポンプがお役に立てると思いますし、製品の増産傾向はより大きくなっていくものと確信しております。


なので今後の当社の量産体制を支える存在であるプラスチック金型メーカーとして、株式会社名神精工様がお力添えいただけることは誠に心強いことです。

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