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2016年12月

2016.12.21

3Dプリンターも進化しましたね

金型製作が3Dプリンターの本命?換気扇向けなどで活用

 パナソニックエコシステムズ(PESES、愛知県春日井市、前田潔社長、0568・81・1511)はパナソニック子会社で換気扇、空気清浄機の開発・製造などを手がける。3Dプリンターの装置、工法、材料の開発は約20年前から取り組んできた。社内の樹脂部品の試作はほぼ全て3Dプリンターで内製し、社外への試作品販売も事業化済み。金属光造形と切削加工を複合した工法で射出成形用の量産金型の内製も実現している。

 PESESは1997年、「コンカレント開発」と呼ぶ、デジタルデータ・機器を活用した生産プロセス改善の取り組みを始めた。これが3Dプリンター活用のきっかけとなった。00年から光造形装置による社内向け試作品の供給を始めて、現在は金属用と樹脂用の3Dプリンター計7台を用途や材料に応じて使い分けている。特に、08年に始めた樹脂成形用の量産金型製造は革新的だった。金型は従来、ワイヤカットや放電加工など複数工程で鋼材を削ってつくるため「段取り替えや材料の無駄が多く、複雑形状の加工に課題があった」(小谷健太郎生産技術部主幹)。

 これに対してPESESは金属粉末材料をレーザーで焼結、積層し、その都度、輪郭を切削する複合工法を採用。専用機を装置メーカーと共同開発した。

これから金型の需要はどうなるのでしょうか?
 

日刊工業新聞2016年12月15日一部抜粋

2016.12.01

お客様の声17

名神精工様の持つ技術により、当社の製品製造の過程で常々起きていた問題が解決できたことを有難く感じています。


2016年、弊社は創業45周年を迎えることが出来ました。


当社の事業内容は自動車用電装部品製造、医療機器用部品、自動機設計・製作、その他、となります。


元々は自動車用電装部品が専門となっていましたが、そこからその技術を多方面に対しても応用しようという事になり、電力制御装置用部品や医療機器用部品の製造の分野にまで進出させて頂くことになりました。


そして今後さらに「世界に通用する会社」を目指して飛躍しようとしているときに、プラスチック成形段階において、困った問題が起きていました。


実は以前から成形されたプラスチック部品において、ウェルドラインなる線がどうしてもできてしまうという現象がありました。


これは金型内を樹脂が流れて合流した時にできてしまう線だという事で、名神精工様よりに依頼していたプラスチック金型工場さんでは解決は不可能だという事だったのです。


それで他の金型工場を探した結果、株式会社名神精工様の存在を知り、依頼した結果、高度な技術と高度な設備のおかげで以前から解決しなかった問題が解決できて、本当にありがたく思っています。


その上、こちらが以前から使用している金型などについて、仮にその詳細データが無くても修理が可能という事なので、そちらについてもお願いさせていただきました。


名神精工様は自動車の金型製造での経験で耐久性のある金型を作るノウハウなどを蓄積できたとのことなので、作り出したものの精度の高さもうなづけます。


色々な種類の金型を経験されているという事が、今後の当社のプラスチック金型についてもお任せする上でも安心できる材料になっています。

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