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2016年4月13日

2016.04.13

金型の種類

世の中には、さまざまな製品が存在します。
医療機器、洗濯機、TV、ビデオ、DVD等の家電製品、冷蔵庫、船、飛行機、車等の輸送機器、
これらの製品や部品の多くは、金型を使って生産されています。
各製品や部品がどのような金型で生産されているのか解説します。

 

一口に金型といっても、その種類はさまざまです。金型というものは使用材料や目的に応じて
全く種類が異なります。次の5つの金型が主な種類となります。

 
1.ダイカスト金型
2.鋳造型
3.プラスチック用金型
4.鍛造型
5.プレス金型

 



【ダイカスト金型】とは

 

ダイカスト金型は、鋳造型の一種で、
材料であるアルミ合金、亜鉛合金等を加工し、
精密機械、家電、自動車、クラッチハウジング、二輪車のクランクケース、エンジン、
屋外用発電機や汎用エンジンなどの部品、カバー等等の部品を製造するために用いられます。
ビル等で使用されるエスカレーターのステップもダイカスト製品です。

 

主な製品として、デジタルカメラや電動工具のボディーがあり、
これらはマグネシウム合金のダイカストで作られています。


ダイカストはプラスチック射出成形と同様に、金型に溶融したアルミ合金等を高温で圧入して成形します。
鋳物は砂の型で成形しますが、ダイカストは金型で成形することから「金型鋳造」とも言われます。

 

短時間で高精度な鋳肌の優れた鋳物を大量に生産できるといった特徴を有します。





【鋳造型】とは

 

鋳造は、鋳鉄・銅などの金属を熱して液体にしたものを、型に流し込み、冷却及び固化させて製品を作ります。
鋳造で使用する型のことを「鋳型」、製品のことを「鋳物」と言います。

 
鋳造は、金型を用いる「金型鋳造」の他に、砂型を用いる「砂型鋳造」があります。

 

砂型鋳造は、砂で作った型に、材料を流し込んで作ります。そのため、金型鋳造と比較して製造効率が非常に悪く、製品のコストが高くなります。

 
砂型を作るためには木型を必要とし、木型に人手で砂を込めて砂型を作ります。
砂は硬化剤により固めることができ、上下の砂型を作成し合わせて出来る空洞部に材料を流し込んで成形します。





プラスチック用金型

 

プラスチックはその特性上、複雑な形状を作ることができ、家電製品や日用品など幅広い分野で利用されています。。

 
 

プラスチックを生産する場合、射出成形、圧縮成形、真空成形などの様々な生産方法があります。
これらの生産で用いるのが、プラスチック用金型です。

 


 

射出成形とは、プラスチックを加熱溶融し、射出圧力を加えて金型に押し込み、製品を成形することです。
スクリューでプラスチックを金型に押し込んで、金型内でプラスチックを冷却して取り出されます。




 

 

 
鍛造型

 

鍛造は「鍛える」に「造る」と書きます。鍛造は金属等の材料を金型で叩いて変形させる成型方法です。
昔は鍛冶屋が真っ赤に熱した金属をハンマーで叩いて刀を造っていました。
叩くことで金属が強くなるからです。

 

刀のように最終形状がきっちりと決まっていないものを造る鍛造を「自由鍛造」といいます。
一方、型で同じ形のものを造る方法を「型鍛造」といいます。
型鍛造で造られる製品として、自動車のエンジン内のピストン部品や歯車等があります。

 
 

以上、主な5つのタイプの金型以外に、粉末治具用金型、ゴム用金型、窯業用金型、ガラス用金型があります。

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