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2016年11月

2016.11.29

お客様の声16

私どもは摩擦を減らすことでエネルギー消費を抑える「省エネ商品」の軸受(ベアリング)を主力商品として、ドライブシャフト、精密機器商品等の製造及び販売をグローバルに展開する精密機器メーカです。 その商品供給の対象は建設機械や鉄道車両、工作機械、農業機械、航空・宇宙、事務機器、風力発電装置などさまざまな産業機械分野に向け、大小あらゆる種類の軸受に新技術を付加して販売しています。 そのなかで自動車市場については特にここ数年、EV(電気自動車)関連商品の開発に注力しています。 その開発の背景として、今世界中でゼロエミッションを実現する自動車として、EVには大きな期待が寄せられていることがあります。 その情勢をうけ、当社としてもEV(電気自動車)システム商品の事業を本格化することが会社のより大きな発展につながると考えた次第です。 そしてEV関連の精密機器商品等の製造につき、事業拡大のために大量生産を実現しつつ、なおかつ高い品質をキープできるような製造ラインの確保が急務となりました。 とりわけプラスチック部品の成形について、プラスチック金型のメーカーである株式会社名神精工さんのお力添えを今回いただけたことが当社にとっての大きな躍進のきっかけになることと確信しております。 創業36年、トヨタ、ホンダ、スズキなどの各大手自動車メーカー様や大手電機メーカー様などのあらゆる金型製作実績があるとのことで大いに信頼できる経験と技術をお持ちのプラスチック金型メーカー様だと思っております。 そしてその技術と経験にプラスして、金型サイズに置いては50トン~1,300トンまで幅広く対応できるということ、さらにホットランナーコントローラー、バルブコントローラーなど、様々な成形材料に対応できるような設備をお持ちであることも信頼の所以と言えると思います。 さらに世界へのグローバル展開のためにアジアの各国に製造工場を持つ当社としては中国や韓国の金型工場に、日本仕様の金型の手配ができるというのは大きなポイントになります。さらにそこからタイ、インドネシアなどの東南アジアの各国にも金型を輸出できるのことなのでその利便性も当社にとっては多大なメリットの一つとなっています。 当社の企業理念は新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献することなので、プラスチック金型メーカー・株式会社名神精工様のお力を借りることでより一層のグローバリゼーションの推進と国際企業にふさわしい経営・企業形態の形成ができそうでうれしく思っています。 42 「低価格・高品質の両立にチャレンジし付加価値を創造する企業になりたい」 それが私たちの会社のスローガンです。 西暦1965年(昭和40年)の創立以来私たちは、自動車部品、電気機器、車輌、農業機械、音響、精密機器、エレクトロニクス部品および住宅産業など、あらゆる業界に部品供給をしてきました。 その間、技術の進歩とともに多様化した市場ニーズに対応するため、締結部品(ねじ)をはじめとして、周辺機器全般である圧造品、プレス品、樹脂成形品、ゴム成形品など取扱商品も拡大していきました。 そしてその一方、激化する競争社会の中で、他競合企業よりも一歩も二歩も先に出るためには、先ほど挙げたスローガンである「低価格・高品質の両立」についてより一層の高みを目指さなくてはいけないという実感を持っておりました。 とりわけ、数ある技術革新の中でも最も先んじて取り入れないといけないのはプラスチック製品における成形素材の見直し、改良だと踏んだ私たちは、さっそく今まで以上の素材を当社製品に取り入れるべく、調査を行ってまいりました。 その結果、プラスチック素材に置いて革新的な素材である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を当社部品に取り入れていく必要があるという結論に達した次第です。 特に近年、より一層自動車部品の供給量を高めようと思ってるいる当社からしたら、 自動車の軽量化に大きく貢献するとされている炭素繊維強化プラスチックはそのコストの高さから現時点で量産車の構造部材に採用されている例は稀だとしても、今後の可能性を考えたうえで見過ごせない存在となってきています。 すでに炭素繊維強化プラスチックは航空機や自動車の素材として,鉄よりも軽量かつ高強度の複合材料として注目を集めていて、おそらく5年後には現在の2倍以上の量の炭素繊維強化プラスチックが,鉄やアルミなどの代わりとして様々な産業で使われるとの情報をキャッチしたこともその決断を後押しした材料となりました。 ただ,この炭素繊維強化プラスチックを当社製品に採用する上で一番ネックなのがやはり先ほど述べたコスト(価格)です。例えば自動車でいえば、その構成素材はざっと1㎏あたり1,000円の素材で構成されています。しかしながらこの炭素繊維強化プラスチックの市場価格は、実際の製造現場で必要な部分をカットし,残りの4~5割が廃棄されることを計算に入れると、1㎏に直すとどんなに安く見積もってもその数倍かかってしまうという試算になりました。 なので私たちはこの炭素繊維強化プラスチックを取り入れるうえで、まずこの素材に対応できる技術・設備を持っていることは大前提として、その上でさらにさまざまな部分でのコストダウンを可能とできるようなプラスチック金型メーカーを探そうという事になりました。そうすることでこの新素材を採用するうえで不可避なコスト増を少しでも削減できれば、と思ったわけです。 そしてその私たちの願望を叶えてくれる金型工場が愛知県の一宮市に見つかりました。それが今回、プラスチック成形でお世話になった株式会社名神精工さんです。 名神精工さんはこの炭素繊維強化プラスチックを取り入れる技術の他にも二色成形金型(ダブルモールド)や、ホットランナー(ランナーレス)金型などの技術を持っており、それらを用いることで成形サイクル、コストの削減ができ、さらに今まで以上に意匠性に富んだ製品も製造可能だという意見をいただきました。 このような豊富な経験と知識、技術、そしてそれを実現可能な設備を併せ持つプラスチック金型メーカー、株式会社名神精工さんのおかげで当社の願いである、新素材・炭素繊維強化プラスチックを当社製品で採用・量産することが実現できそうでとてもうれしく思っています。 当社のスローガン… 「低価格・高品質の両立にチャレンジし付加価値を創造する企業になりたい」 の実現レベルをさらに上の次元へと押し上げるために、今後も名神精工さんにはお力を借りていきたいと思っている次第です。 43 今回、プラスチック金型メーカーの株式会社名神精工さんに当社の各製品のプラスチック成形を一手に担って頂くことになり、本当に頼もしい限りです。 当社は空調システム、コンプレッサ、フロントエンドモジュール、ラジエータ、 スイッチ、内装部品、センサー、運転・駐車支援システム、ワイパー、ランプ、スタータ、オルタネータなどの自動車関連システムおよび部品の研究開発・製造・販売をしている会社です。 自動車部品サプライヤーとして各世界に部品供給をしている当社にとってプラスチック製品の根本を為すプラスチック金型は生産の肝と言える部分です。 そして今回、ある事情により今までお付き合いしていた金型メーカーさんとの提携が切れることになってしまい、早急に新しいプラスチック金型メーカーが必要になりました。 そして株式会社名神精工さんと巡り合えたわけなのですが、まず一番私たちにとって大事だったのはそれまで使っていた金型を修理していたくことでした。 その金型の詳細なデータなどもなく、現物から直すしかなかったのでお願いできるものかどうか心配だったのですが、名神精工さんはそう言う事にも対応できるとのことなので安心できました。 自動車関連の部品をお願いする当社にとってみたら、それまでにトヨタさんをはじめとした大手自動車メーカーとのつきあいがあり、色んな金型製作の実績があるというのはとても頼りがいのある点でした。 そういった自動車メーカーの金型製作の上で経験した耐久性のある金型を作るためのノウハウというのも当社にとっては頼もしい限りです。 金型についてはまず念入りに試作トライをしていただき、それから量産に入ることになったわけなのですが部品によってはどうしても小ロットになってしまうものもあるわけです。 そう言ったことに対しても柔軟に対応していただけて本当にありがたかったです。 以前からの金型についても修理していただくことで使用可能になりましたし、新たな備品についての金型製造についても確かな技術とノウハウをお持ちのようなので安心してお任せできると思っています。 今回はトラブル的な感じで新しい金型メーカーを探すことになったわけなのですが、以前の金型メーカーさんには申し訳ないのですが株式会社名神精工さんと新たに提携できるようになって、当社製品のプラスチック成形につきましては精度も生産スピードも飛躍的に高まることが期待できます。 よって今回のトラブルに関してはむしろ幸運の女神さまが起こしてくれた奇跡のように感じています。 今後も末永くお願いしたいと思っております。 44 プラスチック金型メーカーの株式会社名神精工さんの存在は今後の当社にとっての明るい照明となると、私はそう確信しています。 当社は照明器具および部品・化成品の開発・製造をしている会社です。 省エネ・長寿命のLED照明をはじめ、最先端技術で住宅・店舗・施設に高品質な“明るさ”を提供するのが当社の指名と心得ています。 生活シーンを豊かに彩る“明るさ”は、家族同士の笑顔溢れる素敵な暮らしを演出し、それと同時に大幅な省エネを実現することで各家庭の家計の為にもお役にたてれば幸いと思っています。 そのための開発プロセスとして、 1.試作・評価 2.生産設計 3.設備製作 量産試作 4.量産試作品評価 5.量産開始 の順番で各過程で入念な練り直しをしながら先に進んでいく形をとっています。 入念な試作を伴う品質検査に関しては当社はかなりの自信を持っています。 お客様にご満足頂ける、より良い商品をお届けするために、受入検査では「不良部品を入れない」工程検査では「不良を作らない」出荷検査では「不良製品を出さない」という信念で検査に取り組んでいます。 また、お客様の商品で不具合が発生した場合には素早い処置・対応でお客様のご不満が最小限になるCS向上活動と共に厳密な品質管理体制の維持・向上をめざしてモノづくり活動を進めています。 そんな当社にとっては製造の源泉ともいえる金型については命ともいえる存在と認識しています。その金型1つから何万、何十万という部品が生み出され、それの部品たちが結果、完成された何万、何十万の製品の「良・不良」を決定づけてしまうのですから。 なので金型の中でも肝と言えるプラスチック金型について、株式会社名神精工さんのような技術・経験・設備力に優れたメーカーさんにお任せできることになったことは本当に当社にとっての今後の明るい兆しと言えるでしょう。 先ほど述べた通り、量産前のこまめな試作に重きを置いている当社からしたら、金型の試作トライを入念に行って頂ける名神精工さんの姿勢は本当にありがたいものと感じております。 創業30年を超える豊富な知識と技術、そしてそれを形にする様々な機械を擁する設備がこちらの要望する多種多様な金型製作を実現していただき、細かな要望に柔軟に対応していただけることは当社にとって何よりの利益となってます。 特にプラスチック成形物の現物さえあればそれについてのデータなどが無くてもそこから金型を製作することができるという点に恩恵を被りました。それも確かな経験と知識・技術があればこそできることだと思います。 今後とも当社の製品の源泉を作り出す担い手として株式会社名神精工さんには活躍していただきたいと思っております。 45 株式会社名神精工様のおかげで、この度は当社が海外の拠点工場(中国・インドネシア・ベトナム)で使用していた海外仕様の金型を一挙にメンテナンスすることができて本当に大助かりでした。 私達はソレノイド製品を主力とし、具体的な主要製品はバキュームスイッチングバルブ、スタータ用マグネットスイッチ、エバポリークチェックモジュ-ル、シフトロックソレノイド、その他各種ソレノイドなどの自動車向け部品になります。特にコイル巻線技術などの各種コア技術の研鑽に努め、世界に通じるような製品力を持つ努力をしてまいりました。 しかし今、自動車産業はエネルギー問題や環境問題、市場の急速なグローバル化などにより、かつてない大きな変革に迫られています。 私達はこれからも技術・技能の基本を磨き、最先端を極めて行かなければいけない立場である以上、自分たちの生産ラインを常に見直し、その素材から抜本的な改革を常にやっていかなければいけないと思っています。 そこで、中国・インドネシア・ベトナムなどの海外の拠点工場を持つ当社としては海外仕様のプラスチック金型に若干の不安を持っていたため、そちらのメンテナンスを日本の確たる技術を持つプラスチック金型メーカーさんにお願いしたいと思っていました。 そうしたところ、この度お世話になった株式会社名神精工様が中国・韓国をはじめ、東南アジアのほうにまで輸出や金型の取り寄せ、そしてそのメンテナンスまで行って頂けると聞き、是非にとお願いした次第です。 主要製品が自動車部品である当社にとって、名神精工様は金型を作るためのノウハウを大手自動車メーカー様とのやり取りの中で多種多様な金型構造を経験しながら蓄えられたというところに非常に頼もしいものを感じております。 先ほど申し上げたように海外拠点で使用していた海外仕様の金型までメンテナンスできる技術もそうですし、さらに名神精工様は中国にも自社工場をお持ちとのことで、そこの工場で日本の仕様での金型製作が可能だと伺っています。 そしてそこから第3国のベトナム、インドネシアなどに金型を輸出できるとも聞いています。 なので今後のプラスチック金型に関しては、当社の海外工場への供給については名神精工様にお願いしようかと思っています。 50トン~1,300トンまで大きさの金型を幅広く対応できるとのことなのであらゆるプラスチック成形物を一手にお任せできるという利便性も大助かりですし、こちらとしても安心してプラスチック成形の面で全てをお任せできそうです。今後とも深くお付き合いしていきたいと思っております。

2016.11.17

お客様の声15


名神精工さんのヒート&クール金型のおかげで以前より抱えていた問題が解決できたことをうれしく思います。


以前から頼んでいたプラスチック金型の工場では、金型を樹脂が流れ、合流した時にできるウェルドラインがどうしても消えないということで、こちらも悩んでおりました。


当社は食品等のパッケージの製造・販売・企画・デザインを主に行っている会社です。


それ以外にも食品等の包装機・充填機の販売も取り扱っており、そちらの製品製作のためにより精密は金型をつくれるプラスチック金型工場が必要となってました。


ただ、以前からお世話になっていた工場ではどうしても先ほど述べたような問題が発生してしまい、こちらとしてもこのことについては看過できない現象であると社内で判断いたしまして、緊急でこの問題を解決できる金型工場を探そうという事になったのです。


その結果、株式会社名神精工さんに行きつき、たしかな技術と充実した装置のおかげで悩んでいた問題も解決でき、本当にうれしく思っています。


さらにこちらではデータが無い金型修理も受け付けてくださるという事なので、以前から使用している金型についても一括で修繕をお願いしようかと思っております。


お話を聞いたところ、元々は自動車の金型を重点的に作っていらっしゃる会社だということでそこで経験した耐久性のある金型を作るためのノウハウなどが今の最新技術に役立っているとのことでした。


多種多様な金型構造を経験しているとのことなので今後のことも安心してお任せできそうでうれしく思ってます。



2016.11.14

お客様の声14

当社は電気通信工事業界に於いて、より高いシェアを握ることを目標に掲げ、情報通信ネットワークの光化、IP化のための各部品の供給に力を注いでおります。


扱っているのは主に電気通信設備用材料等[通信機器、通信線路、通信土木、鉄道通信]の金物並びに部品の製作及び取付工事などです。


さらに通信関係の基礎構築物・通信鉄塔・アンテナ取付け鉄柱の設計、製作、工事なども行っております。


また、ISO9001の運用により、高品質、低コスト等お客様のご要望にしっかりとお応えするよう努めたいと思っている当社にとって、生産工程の中でのその需要に応えられるようなプラスチック金型を供給してくださるメーカー様が必要となったわけです。


此の度、プラスチック金型の製造を株式会社名神精工さんにお願いしたことでとても良質な金型をよりスピーディに安価で供給していただけたことに何よりも喜びを感じております。


50t~1300tまで、さまざまな大きさの金型に対応していただけるという事でとても重宝しております。
さらにこちら側で急な設計変更などが生じた際にも臨機応変に対応できる体制をお持ちとのことですのでとても頼もしい限りです。


あと、とても助かったのがそれまで使用していた海外金型などについてもメンテナンスが可能という点です。その上で設計変更などにも応じていただけるとのことですので非常に助かりました。


此の度、株式会社名神精工様という頼もしいパートナーと知り合えたことを大変うれしく思っています。


今後とも末永くお付き合いさせていただきたく存じます



2016.11.11

お客様の声13

当社は静音・低消費電力かつコンパクト設計のエアーポンプを主に扱っている会社です。


エアーポンプとは空気を圧縮して器外に押し出すポンプで、真空を得る目的のものを真空ポンプ、圧縮空気を得るものを空気圧縮機(エアーコンプレッサー)といい、当社はどちらも取り扱っております。


さらにそれ以外も、浄化槽・燃料電池用ブロワ製造なども取り扱っております。


製品の量産に伴い、今までと比べて製品単体当たりのコストや時間を削る必要がでてきたことで、その製造工程の根本から見直そうとなったことがプラスチック金型メーカーである、株式会社名神精工様との出会いのきっかけです。


今まで私たちはプラスチック金型について、コールドランナー方式というものを採用しておりました。


しかしながら、知り合いの詳しいものに聞いたところ、そのコールドランナー方式では材料費や時間のロスが大きいという事を教えられ、その者が現在提携しているプラスチック金型メーカーさんを紹介していただくことになったのです。


それがこのたびからお世話になる株式会社名神精工様です。


こちらからの相談にも親身になって応答していただき、私たちが抱えている課題解決は、量産金型にホットランナーシステムを導入するのがベストだろうというご意見をいただきました。


これまで使用してきたコールドランナー方式の金型に比べて、生産リードタイム、コストの両方の課題を解決できるとのお話でしたのでぜひとも、その導入を進める形でお願いしました。


そして結果的にコールドランナー方式からホットランナー方式へ金型仕様を変更したことで、成形サイクルをかなりのパーセンテージ短縮することに成功したのです。
しかも製品一個一個にかかる廃材コストなども大幅に節約できるとのことでした。


コールドランナーに比べ初期導入費が膨らみましたが、当社では量産する量自体が数100万~1,000万個を超える生産量であったため、廃棄する樹脂量の膨大さを予想すると、導入費も充分にペイできるものでした。


事前にもコストシミュレーションを行って頂き、ホットランナーの導入費以上に廃材コストを節約できる分が大きくなることを試算し、結果としてトータルのコストを抑えることに成功しました。


いま、より良い地球環境が叫ばれるなか各家庭の排水処理、また人々の健康志向にお応えする数々の商品に私たちのエアーポンプがお役に立てると思いますし、製品の増産傾向はより大きくなっていくものと確信しております。


なので今後の当社の量産体制を支える存在であるプラスチック金型メーカーとして、株式会社名神精工様がお力添えいただけることは誠に心強いことです。

2016.11.10

お客様の声12

当社は世界25ヶ国以上に製造・販売拠点を有する国際的な半導体企業です。デジタル情報家電、ワイヤレス、ブロードバンド市場に欠かせないデジタル信号処理を行うDSPと、それに関連するアナログIC、マイクロコントローラを主力製品としています。


また、家庭用として関数電卓の他、各種の電卓も発売しております。


そしてこのたび、新型の電卓を発売することになり、その際に必要なプラスチック金型のメーカーを探すことが急務になっておりました。


当社の新商品の発売に当たっては、最初は少ない数をまず市場に出し、その売れ行きやお客様の様子を見て、それからだんだんに市場に出す数を増やしていこうという方針でした。


そのため、商品の製造にあたっては、小ロットからでも受け付けてくださるプラスチック金型メーカーが必要となっていた次第です。


そこで重要なプラスチック金型の部分で株式会社 名神精工様にお力を貸していただくことになり、そして結果的にそのお仕事の精緻さにまことに感嘆いたしました。


当社としても製造の過程に置いては受注してくださるお相手様を精査させていただくわけなのですが、そのときに名神精工様の経営理念に非常に感銘を受けました。


もちろん各工程におけるコストの削減というのも大事な問題なので、そういった面においては海外への発注という事も視野に入れておりました。


しかしながらその仕事の精密さに置いてはやはり日本国内のメーカーにお願いする方が断然安心だという結論に行きついたのです。


今までの金型作り・金属加工の製造の考え方を変える。
名神精工にしかないモノ創りを世界に発信する。


そういった確固たる理念は、今までの新興国との激しい価格競争や混沌とする経済状況の中を生き抜いてきたという実績や自負から生まれたものでしょう。


それは実際に仕上がった製品に現れており、世界の人々が、日本の物に安心や期待をしているということの理由を実感させられました。


今後とも末永くお付き合いさせていただきたく存じます。

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